バーコード用語集・リーダー編
用 語 | 対象 | 解 説 |
(n,k)シンボル体系 | B |
データキャラクターがn個のモジュールからモジュールからなり、かつデータキャラクターをk個の異なる幅を有するバー及びスペースで構成する1次元シンボルの総称.EAN/UPC及び、コード128等が含まれる。 |
1次元シンボル | B |
長方形のバーとスペースの配列で情報を表示し,バー及びスペースに対し垂直方向に走査することによって機械読取り可能なバーコードシンボル。シンボルキャラクタ,クワイエットゾーン,及びキャラクタ間ギャップによって構成する。 |
2次元シンボル | B |
バーコードシンボルの情報を読むために,バーコードシンボルに対し,水平及び垂直の両方向を走査することによって機械読取り可能なバーコードシンボル。 |
2値幅シンボル体系 | B |
データキャラクタを細エレメントと太エレメントで構成する1次元シンボルの総称。コード39及びインタリーブド2オブ5,コーダバー等が含まれる。 |
A、mA、μA | A |
消費電流の単位 MA=10のマイナス3乗、μA=10のマイナス6乗 |
ABS | A |
Acrylonitrile Butadiene Styreneの略称。 ABS樹脂としてケース等に使用。 |
AC、DC | A |
Alternate Current(交流)、Direct Current(直流) |
AIDC(ADC) | Automatic Identification and Data Capture Techniques (自動認識およびデータ取得技術)の略称 | |
AIAG | Automotive Industry Action Group (米国自動車工業会)の略称 | |
AIM | Automatic Identification Manufacturers (自動認識工業会)の略称 | |
ANK | H |
Alphabet, Numeric, Kana(半角)の頭文字 |
ANSI | American National Standards Institute (米国規格協会)の略称 | |
ANSI X3.182 | ANSIが制定したバーコード印刷品質の規格(1次元シンボル) | |
ASCIIキャラクタ | A |
ISO 646で規定する文字レパートリーをバー及びスペース等で表現したキャラクタ。 |
ASCIIコード | A |
American Standard Code for Information Interchange (米国情報交換用標準符号)の略称。 ANSI X3.4 / ISO 646 で規定されている。 |
AXパソコン | A |
Architecture eXtended (拡張構成)の略称。 IBM 16ビット互換機の日本語版パソコン。 |
Baud (ボー) | A |
情報量/秒。 (Baud = (bps/情報単位構成ビット数)) |
BASIC | H |
Beginners All purpose Symbolic Instruction Codeの略称。 プログラミング言語。 |
BIOS | H |
Basic Input/Output Systemの略称。 OSの核(kernel)になるソフトウエア。 |
bps | A |
Bit Per Secondの略称。 伝送速度の単位(ビット/秒)。 |
C、C++ | H |
プログラミング言語。 C++はCをオブジェクト指向にした言語。 |
CCD | C、I |
Charge Coupled Device (電荷結合素子)の略称。 CCDスキャナ、イメージャ用として広く使用。 |
C/D | A |
Check Digitの略称。データ誤り検出用の冗長キャラクタ。 |
CEN | European Committee for Standardisation 欧州規格化委員会又は欧州標準化委員会の略称 | |
CRC | B |
Cyclic Redundancy Check (巡回冗長検査)の略称。 データの誤り検出/訂正に使用。 |
Codabar/NW7 | B |
JIS X 0506で規定する1次元シンボル |
Code One | B |
2次元シンボル(マトリクス形) |
Code 16K | B |
2次元シンボル(マルチロー形) |
Code 39 | B |
JIS X 0503で規定する1次元シンボル |
Code 49 | B |
2次元シンボル(マルチロー形) |
Code 93 | B |
Full ASCIIが表現できる1次元シンボル |
Code 128 | B |
JIS X 0504で規定する1次元シンボル |
CPU | A |
Central Processing Unit (中央処理装置)の略称 |
DCC | Distribution Code Center ((財)流通コードセンター)の略称。 EAN Japan。 | |
DMA | H |
Direct Memory Accessの略称。 ソフトウエア介入なしに直接メモリにアクセスする方式。 |
D.O.F | A |
Depth Of Field (読取り深度)の略称 |
DSP | F,I |
Digital Signal Processor (デジタル信号処理器)の略称。 高速デコーダ等で使用。 |
DataMatrix | B |
ISO/IEC16022で規定する2次元シンボル(マトリクス形) |
EAN | B |
International Article Numbering Association EAN(国際EAN協会) |
EAN-8/13 | B |
ISO/IEC15420で規定する1次元シンボル |
EAN/UPC | B |
ISO/IEC15420で規定する1次元シンボル。データキャラクタが7モジュールから成り,かつデータキャラクタを2本のバーと2本のスペースの組み合わせで表す1次元シンボル。10種類の数字キャラクタを表すことができる。 |
ECI | B |
Extended Channel Interpretations(拡張チャネル解釈)の略称。 2バイトコードにも対応。 |
EDI | Electronic Data Interchange(電子データ交換)の略称 | |
EIA | Electronic Industries Alliance (米国電子機械工業会)の略称 | |
EL | H |
Electro Luminescence (電子冷発光)の略称 |
EMC | ElectroMagnetic Compatibility (電磁環境適合性)の略称 | |
EMI | ElectroMagnetic Interference (電磁妨害)の略称 | |
Ethernet | ローカルエリアネットワークの種類。(IEEE 802.3) | |
FCC | Federal Communications Commission (米国連邦通信委員会)の略称 | |
HIBCC | Health Industry Business Communications Council (米国健康医療産業評議会)の略称 | |
HOST | A |
上位(ホスト)コンピュータ、接続端末機等 |
IATA | International Air Transport Association (国際航空貨物協会)の略称。 IATAコード。 | |
IBM 46xx | A |
IBM POS用インタフェース。 4682/4692/4683/4684/4693/4694等。 |
IEC | International Electrotechnical Commission (国際電気標準会議)の略称 | |
I/F, i/f | A |
Interface (インタフェース)の略称 |
IP-xx | A |
防水、防塵の規格。 |
ISBN | International Standard Book Numbering (国際標準図書番号)の略称。 | |
I/O装置 | H |
Input/Output Device (入出力周辺装置) |
ISO | International Organization for Standardization (国際標準化機構)の略称 | |
ITF-14、-16 | B |
JIS X 0502で規定する1次元シンボル。 物流ITF。 |
JAN 8、13 | B |
JIS X 0501として制定。 |
JCA手順 | H |
日本チェーンストア協会がまとめた取引先データ交換標準通信制御手順 |
JIS | Japanese Industrial Standard (日本工業規格)の略称 | |
LAN | Local Area Networkの略称 | |
LED | A |
Light Emitting Diode (発光ダイオード)の略称 |
Lux | A |
照度の国際単位(lx)。 (1foot candela = 10.76 lx) |
MaxiCode | B |
ISO/IEC16023で規定する2次元シンボル(マトリクス形) |
MIL STD810 | A |
米国国防省の環境規格 |
Mod | B |
Modulusの略称。データを係数で割ったときの余りを求める。(モジュロ 10) |
NEMA | ||
(n, k)シンボル体系 | B |
データキャラクタがn個のモジュールから成り,かつデータキャラクタをk個の異なる幅を有するバー及びスペースで構成する1次元シンボルの総称。EAN/UPC及び,コード128等が含まれる。 |
OCIA | A |
Optically Coupling Interface Adapter (光結合インタフェース)の略称 |
OS | H |
Operating System。 アプリケーションプログラムを管理するソフトウエア |
PCM | Print Contrast Minimumの略称。 Rl(明反射率) - Rd(暗反射率)の最小値。 | |
PCS | A |
Print Contrast Signalの略称。 Rl(明反射率)に対する(Rl - Rd(暗反射率))の割合。 |
PCS値 | A |
|
PDF417 | B |
ISO/IEC15438で規定する2次元シンボル。(マルチロー形) 長方形2次元シンボルで,スタートキャラクタ,符号化領域,ストップキャラクタで構成する。符号化領域は,長方形のモジュールによって最大15725モジュールで構成する。 |
POS | Point Of Sales (販売時点情報管理)の略称 | |
PS/2 | A |
OSにOS/2を使用したIBMの32ビットパソコン |
QRコード | B |
JIS X0510(ISO/IEC18004)で規定する2次元シンボル。(マトリクス形) 正方形2次元シンボルの三角に正方形の位置検出パターンを配置し,2次元シンボルの歪みを検出する位置合わせパターンを符号化領域に配置している。符号化領域は正方形のモジュールによって最大31329モジュールで構成する。4種類の誤り訂正レベルを有する。 |
RAM | H |
Random Access Memory (即時呼出しメモリィ)。 DRAM、SRAM、FRAM等。 |
RFID | Radio Frequency Identification の略称(電子タグ・ICタグRFタグ) | |
ROM | H |
Read Only Memory (読出し専用メモリ)。 MaskROM, FlushROM, EPROM, EEPROM等。 |
RISC | F、H |
Reduced Instruction Set Computer (基本的な命令を高速で実行するコンピュータ又は縮小命令セットコンピュータ |
RS-232C(D、E) | A |
EIAが制定したインタフェース規格。 コネクタ、ピン配置、電気的仕様のみを規格化 |
RSS-14 | B |
Reduced Space Symbol -14 |
SEMI | Semiconductor Equipment and Materials International (国際半導体工業会) | |
SC31 | ISO委員会の自動認識およびデータ取得技術に関するサブ委員会 | |
SCM | Shipping Container Marking (出荷梱包表示)の略称。 | |
SS無線 | Spread Spectrum (スペクトラム拡散)無線。 データを広い周波数帯域に分散して通信する方式。 | |
TCP/IP | 通信プロトコルの一種。 イーサネットやインターネットの通信プロトコル。 | |
TTLシリアル | A |
TTLレベル(5V)でシリアル通信する方式 |
UCC | Uniform Code Council, Inc. の略称。 EAN USA (米国コードセンター)。 | |
UL | Underwriters' Laboratories, Inc.の略称。米)保険会社の団体が設立。 | |
UV | Ultra Violet (紫外線) の略称。 | |
V、mV | A |
動作電圧の単位、 10-3V |
VA | A |
Volt Ampere (電圧×電流 = 電力) |
VCCI | 情報処理装置電波障害自主規制協議会 | |
Vp-p | A |
V peak to peak ((+)ピークから(-)ピークまで)。 電源に混入するノイズの大きさ等を表す。 |
VLD | L |
Visible Laser Diode (可視光半導体レーザ)の略称 |
W/N | B |
1 |
X‐Yスキャン | F |
レーザーパターンをX状に照射して読む方式 (主に、合成デコード機能と併用される) |
アウトゾーン信号 | F |
読取り対象物が読取り領域から出たことを知らせる信号 |
アスペクト比 | B |
バー高さと、クワイエットゾーンを除くバーコードシンボル幅の比率 |
誤り訂正 | A |
読取り不可能なシンボルキャラクタの検知と訂正をする数学的手法。 |
誤り訂正レベル | A |
選択できる誤り訂正の等級。 |
安全規格 | A |
バーコードリーダの安全性に関する規格。 IEC, JIS, VCCI/FCC, CDRH, UL, CE等。 |
印刷品質 | B |
印刷されたバーコードシンボルを,主にISO/IEC 15416に示す方法で,等級化したもの。 |
インゾーン信号 | F |
読取り対象物が読取り領域に入ったことを知らせる信号 |
インタフェース | A |
ハードウエア、ソフトウエア、ユーザが互いに接触する際の接続のための取り決め |
インタリーブド2 オブ 5 |
B |
ISO/IEC16390で規定する1次元シンボル。データキャラクタを,2本の太エレメント及び3本の細エレメントの組み合わせで構成し,かつ2本の太エレメントを含む合計5本のエレメントで構成する1次元シンボル。10種類の数字キャラクタを表すことができる。 |
エイミング | L |
バーコードシンボルを狙いやすくするための照準光 |
エレメント | B |
1本のバーまたはスペース |
エレメント幅 | B |
1次元シンボル及びマルチローシンボル体系における読取り方向と平行な方向に測定した個々のエレメント寸法。 |
オムニスキャン | F |
バーコードシンボルを方向に関係なく読むことができる走査手段 |
オリエンテーション | F |
スキャン方向とバーコードシンボル方向との相対位置関係。 ラダー、 ピケットフェンス等。 |
ガードバー | B |
UPC/EAN/JANにおいて、バーコードシンボルの左端・中央・右端を表すバーパターン |
外形寸法 | A |
装置の大きさ。 縦 x 横 x 高さ mm。 (突起部分を 含む、又は除く) |
開口部 | A |
バーコードリーダが照明光を出す窓、または反射光を受ける窓 |
解像度 | A |
バーコードリーダが判別可能な最小単位 (最小分解能を参照) |
外乱光 | A |
正常に読める範囲で、開口窓から入るラベルからの反射光の内、光源による反射光以外の光 |
画素数 | I |
2次元シンボルリーダで、画像を読込むときの画素数 |
可動ビーム | L |
機械的にスキャンされる光(レーザ) |
環境(条件) | A |
バーコードリーダの周囲条件。 温度、湿度、振動、衝撃、外乱光、磁気、電磁波、静電気、埃、水等。 |
感熱プリンタ | 感熱紙に印刷できるプリンタ | |
キーボードI/F | A |
パソコンやPOS端末機のキーボードをエミュレートするインタフェース。 (キーボードウエッジ : KW) |
機械的仕様 | A |
寸法(mm)、体積(cc)、質量(g)、色、材質等 |
基材 | B |
バーコードシンボルを印刷する媒体。一般には紙を使用する。 |
キャラクタ | B |
数字,文字,記号のバー及びスペース等による表現。特殊キャラクタ(制御符号,スタートキャラクタ,ストップキャラクタ)を含む。 |
キャラクタ間ギャップ | B |
隣接する二つのシンボルキャラクタの間に存在する反射率の高い部分。 |
キャラクタ セルフチェック |
B |
個々のシンボルキャラクタが正しいかどうかをチェックする機能。 |
鏡面反射 | L |
出射光の垂線と同じ軸のラベル表面からの反射光 又は正反射とも言う(乱反射を参照) |
クレードル | H |
ハンディターミナルをセットし、充電や通信を行う置き台 |
クロック | H |
CPUが動作するのに必要な基本パルス列。 MHz(メガヘルツ: 106ヘルツ)。 |
クワイエットゾーン | B |
バーコードシンボルの両端又は,周囲に配される光学的反射率の高い部分。クワイエットゾーンはバーコードシンボルに含まれる。 |
ケーブル | A |
インタフェースケーブル、電源ケーブル、制御信号ケーブル等の総称 |
結露 | A |
温度、湿度の相関関係で、バーコードリーダやラベルに付着する水滴 |
検証器 | B |
印刷されたバーコードシンボルの印刷品質を,主にISO/IEC 15416に示す方法で検証する装置。検証器の具備すべき要件をISO/IEC 15426で規定する。 |
コーダバー | B |
JIS X0506で規定する1次元シンボル。データキャラクタを,4本のバーと3本のスペースの組み合わせで構成し,かつ2本の太エレメントを含む合計7本のエレメントで構成する1次元シンボル。数字キャラクタを含む20種類のキャラクタを表すことができる。 |
コード128 | B |
JIS X0504(ISO/IEC15417)で規定する1次元シンボル。データキャラクタが11モジュールから成り,かつデータキャラクタを3本のバーと3本のスペースの組み合わせで表す1次元シンボル。128種類のASCIIキャラクタを表すことができる。 |
コード39 | B |
JIS X0503(ISO/IEC16388)で規定する1次元シンボル。データキャラクタを,5本のバーと4本のスペースの組み合わせで構成し,かつ3本の太エレメントを含む合計9本のエレメントで構成する1次元シンボル。43種類のキャラクタを表すことができる。 |
光学系 | A |
バーコードリーダで、発光・スキャン・受光等の光に関連する部分 |
光学フィルタ | A |
受光センサに光源以外の光が入射しないように、余分な光を除去するフィルタ |
光源 | A |
バーコードシンボルを読むときにバーコードシンボルを照明する光。 LED, レーザ等。 |
光源の波長 | A |
赤色可視光 (630nm~680nm), 赤外光 (780nm~1330nm)等が使われる |
公差 | 指定された値に対し、許容される最大のバラツキ値 | |
固定スキャナ | F |
バーコードリーダを固定し、移動、または停止しているバーコードシンボルを読む方式のバーコードリーダ |
固定ビーム | F |
光ビームを固定し、移動するバーコードシンボルを読む方式 |
誤読 | A |
バーコードシンボルにエンコードされたデータと、バーコードリーダがデコードしたデータとの不一致 |
コネクタ形状 | A |
インタフェース仕様で決められたコネクタの形状 |
コントラスト | A |
バーおよびスペースが判別できる反射率の差(PCS参照) |
最小反射率差 | B |
バーコードシンボルを構成するバーとスペース,クワイエットゾーンもしくはキャラクタ間ギャップとの反射率差の最小値。MRDともいう。 |
最小分解能 | A |
バーコードリーダが判別可能な最小エレメント幅 (解像度を参照) |
最小読取距離 | A |
バーコードリーダの読取窓からバーコードシンボルまでの距離で、読取りできる最小距離 |
最大読取距離 | A |
バーコードリーダの読取窓からバーコードシンボルまでの距離で、読取りできる最大距離 |
最大読取桁数 | A |
正常に読むことができるバーコードシンボルの最大桁数。(光学的またはソフトウエアにより決まる) |
最大読取 バーコード幅 |
A、C |
正常に読むことができるバーコードシンボルの最大長さ |
システム | バーコードシンボルを利用したアプリケーションを遂行するための装置・方式 | |
湿度 | A |
バーコードリーダが正常に動作できる湿度範囲。 結露しないことが併記されることが多い。 |
受光素子 | A |
開口窓から入る光を受取る素子。 フォトダイオード、フォトトランジスタ、CCD等。 |
衝撃(ショック) | A |
バーコードリーダが受ける衝撃で、バーコードリーダの機能・性能が損なわれない範囲の衝撃 |
消費電流 | A |
バーコードリーダが動作するために消費する電流。 待機、動作、スリープ、突入電流等。 |
シリアルI/F | A |
データを直列に伝送するI/F方式。 (パラレルインタフェース参照) |
振動 (耐振動) | A |
バーコードリーダが受ける機械的な振動。 振動周波数、スイープ、振幅等の項目がある。 |
振動ミラー | L |
ミラーを振動させてスキャンする方式 |
シンボルキャラクタ | B |
キャラクタと同義 |
シンボル 体系識別子 |
B |
バーコードシンボルの種類を識別するコード。ISO/IEC 15424で規定する。バーコードリーダによってバーコードシンボルの種類を識別し,バーコードリーダから送信されるデータの先頭に付加される。 |
シンボルチェック キャラクタ |
B |
エンコードされた1次元シンボルのデータが正しいかどうかをチェックするために,1次元シンボルの種類ごとに定められた計算方法を使用し求められたチェックデジットを表すシンボルキャラクタ |
スイープ | F |
ラスター方向に動くミラーを使用してラスタースキャンするもの。 (オシレータ・ミラー) |
スキャナ | A |
バーコードシンボルの光学的情報を電気的情報に変換する装置。スキャナの試験法をISO/IEC 15423で規定する |
スキャン回数 | L,C |
1秒間にスキャンする回数 |
スキャン角度 | L |
機械的スキャンにおいて、光源を走査するときのビーム広がり角度 |
スキャン方向 | L |
スキャンする方向。[1(単)方向、両(双)方向] |
スキャン方式 | A |
光源を走査する手段。 手動スキャン、機械的スキャン(振動ミラー、ポリゴンミラー)、電子的スキャン(CCD)。 |
スキュー | A |
バーコードシンボル長に平行な軸に対するバーコードシンボルの回転角度 |
スタートキャラクタ | B |
データキャラクタ及び/又はキャラクタ間ギャップからなる列の直前に配されるキャラクタ。 |
ストップキャラクタ | B |
データキャラクタ及び/又はキャラクタ間ギャップからなる列の直後に配されるキャラクタ。 |
スペース | B |
シンボルキャラクタ及びキャラクタ間ギャップを構成する平行なエレメントのうち,反射率が高いエレメント |
スポット | B |
スペース,クワイエットゾーンもしくはキャラクタ間ギャップにおける反射率の低い汚れ |
スポットサイズ | L |
光ビームの直径(または楕円ビームの縦横の寸法) |
スロットスキャナ | F |
スキャンビームを定型状の開口部から照射して読む全方向スキャナ。 POS用に多い。(定置式) |
スロットリーダ | F |
バーコードシンボルが印刷されたカード等を溝に通して読む装置 |
赤外光 | A |
光源/光源の波長を参照 |
赤色LED | A |
光源/光源の波長を参照 |
セル | C |
2次元シンボルの構成最小単位 |
セルサイズ | C |
セルの大きさ |
ソータ | 伝票や書類の分類・仕分け機構 | |
ソート | キーになるデータの昇順・降順にデータを並べ替えること | |
ソフトウエア | H |
コンピュータシステムのためのプログラム |
待機時電流 | A |
バーコードリーダが停止(待機)している状態で消費する電流値 |
高さセンサ | F |
オートフォーカス付き固定式スキャナで、フォーカス切り替えを指示するセンサ |
棚番、棚コード | 商品陳列棚や立体倉庫等で商品(荷物)の保管位置を示すラベル | |
チェックキャラクタ | B |
シンボルチェックキャラクタとデータチェックキャラクタの総称。読取りの信頼性を向上させる目的で用いる。 |
チルト | F |
バーコードシンボルに垂直な軸に対するバーコードシンボルの回転角度 |
通信速度 | A |
バーコードリーダと接続機器(ホスト)との間で通信する速度 |
データキャラクタ | B |
データを表すシンボルキャラクタ。 |
データチェック キャラクタ |
B |
バーコードリーダから送信された1次元シンボルのデータが正しいかどうかをチェックするために,利用者が応用例ごとに定めた計算方法を使用し求められたチェックデジットを表すキャラクタ。 |
データマトリックス | B |
ISO/IEC16022で規定する2次元シンボル。正方形2次元シンボルの外周二辺にL字形及び他の二辺に破線状の位置検出パターンを配置し,2次元シンボルの歪みを検出する位置合わせパターンを符号化領域に配置している。符号化領域は正方形のモジュールによって,最大20736モジュールで構成する。 |
デコード | A |
バーコードシンボルの電気的情報を文字コードに変換すること |
動作温度 | A |
バーコードリーダが正常に動作できる温度 |
動作電圧 | A |
バーコードリーダが正常に動作できる電圧 |
ドット密度 | C |
1インチに印刷できるドット(印刷の最小単位)の数 |
トリガ | F |
バーコードリーダをアクティブの状態に移行する手段 |
バー | B |
シンボルキャラクタを構成する平行なエレメントのうち,反射率が低いエレメント |
バーコードシンボル | B |
光学的反射率の高い部分と低い部分との組合わせで情報を表示し,機械読取り可能とした情報担体の総称。1次元シンボル,及び2次元シンボルが含まれる |
バーコード シンボル体系 |
B |
バーコードシンボルと同義 |
バーコード シンボル長 |
B |
クワイエットゾーンを含むバーコードシンボルの長さ |
バーコードリーダ | A |
バーコードシンボルの情報を読取る装置。通常スキャナと復号器で構成する。 |
バー高さ | B |
1次元シンボル及びマルチローシンボル体系における読取り方向と垂直な方向に測定した個々のバー寸法。 |
背景 | B |
印刷したバーコードシンボルで,周囲を含む反射率の高い部分の総称。1次元シンボルでは,クワイエットゾーン,スペース及びキャラクタ間ギャップを含む。 |
ピッチ | A |
バー高さ方向に平行な軸に対するバーコードシンボルの回転角度 |
復号器 | A |
バーコードシンボルの電気的情報を文字コードに変換する装置。復号器の試験法をISO/IEC 15423で規定する。 |
復号 | A |
バーコードシンボルの電気的情報を文字コードに変換すること。 |
符号化 | A |
文字コードをバーコードシンボルに変換すること。 |
太エレメント | B |
2値幅シンボル体系においてシンボルキャラクタ及びキャラクタ間ギャップを構成する平行なエレメントのうち,幅が太いエレメント。 |
ベアラバー | B |
バーコードシンボルの上下,左右,又は周辺を取り囲むバー。 |
ボイド | B |
バーにおける反射率の高い汚れ |
防塵 | A |
バーコードリーダの性能・機能を損なわない範囲の周囲の埃 |
防水・防滴 | A |
バーコードリーダの性能・機能を損なわない範囲の周囲の水滴や霧 |
補助パターン | B |
データを構成しないバー及びスペースのパターン。 |
細エレメント | B |
2値幅シンボル体系においてシンボルキャラクタ及びキャラクタ間ギャップを構成する平行なエレメントのうち,幅が細いエレメント。 |
マキシコード | B |
ISO/IEC16023で規定する2次元シンボル。正方形2次元シンボルの真中に三重の同心円の位置検出パターンを配置し,2次元シンボルの傾きを検出するパターンを6ヵ所に配置している。符号化領域は6角形のモジュールによって,常に884モジュールで構成する。2種類の誤り訂正レベルを有する。 |
マトリックス シンボル体系 |
B |
主に格子状にデータを配した2次元シンボルの総称。符号化領域,機能パターン及びクワイエットゾーンによって構成する。データマトリックス,マキシコード,及びQRコード等が含まれる。 |
マルチロー シンボル体系 |
B |
1次元シンボルを積み重ねたような2次元シンボルの総称。シンボルキャラクタ,及びクワイエットゾーンによって構成する。PDF417等が含まれる。 |
モジュール | B |
1次元シンボル及びマルチローシンボル体系では,スペース,バー及びキャラクタ間ギャップを構成する基本単位。マトリックスシンボル体系では,シンボルを構成する基本単位。 |
モジュロ10 | B |
チェックキャラクタを算出するための計算方法の一つ。例えばインタリーブド2オブ5で用いられる。 |
モジュロ43 | B |
チェックキャラクタを算出するための計算方法の一つ。例えばコード39で用いられる。 |
モジュロ103 | B |
チェックキャラクタを算出するための計算方法の一つ。例えばコード128で用いられる。 |
読取角度 | A |
正常に読むことができるバーコードリーダとバーコードシンボルとの相対角度範囲 (読取りエリア) |
読取確認 | A |
バーコードリーダが正常に読んだ(または、読めなかった)ことを確認するための手段 |
読取コード | A |
バーコードリーダがデコードできるシンボル体系の種類 |
読取深度 | A |
正常に読める範囲で、バーコードリーダとバーコードシンボルとの距離範囲 |
読取センサ | A |
受光素子を参照 |
読取方向 | L |
バーコードシンボルを左右どちらの方向からスキャンしたときに読んだかを表す |
読取り一致回数 | A |
同一バーコードシンボルの複数一致読み回数 |
(A:共通、P:ペン式、L:レーザ式、F:固定式、C:CCD式、H:ハンディターミナル、I:イメージャ、B:バーコードシンボル)
注1) 主に、バーコードリーダやバーコードリーダカタログで使用される用語をまとめた。
注2) アルファベット表現の略称は、主に、元の英文名の表記にとどめ、備考を加えた。
注3) 「対象」欄には、対象となるバーコードリーダ等の種類を表している。