会長挨拶
日本自動認識システム協会は、1999年に社団法人として設立、2011年4月に一般社団法人に移行して再出発いたしました。当協会はこれまでも、自動認識システムに関わる調査研究と標準化を推進し、その普及啓発に努め、我が国の経済発展と国民生活の向上に貢献できるよう活動しております。
現在の自動認識システムは、産業界に留まることなく私たちの日常生活にも不可欠なものとなっており、昨今の感染症拡大防止対策期間にあっても非接触、無人化、自動化のソリューションが次々と開発されるなど、新たな生活様式の基盤となる技術として、今後も発展することを確信しております。さらに、当協会はDX(デジタルトランスフォーメーション)に向かうビジネス構造の大きな変革に対応するとともに、持続可能な開発目標(SDGs)および未来のグリーン社会を実現するために、国際交流を促進し関係団体と協調しつつ取り組んでまいります。
当協会では、自動認識技術者の育成・向上のための資格認定講習・試験、自動認識の基礎知識セミナーなどを実施するほか、業界発展と活性化のための展示会事業として毎年東京、大阪で自動認識総合展を開催しており、広く普及啓発をおこない市場の活性化をはかってまいります。
当協会の活動に対して、関係各位のご支援と積極的なご参加をお願い申し上げます。
一般社団法人日本自動認識システム協会
代表理事会長 相良 隆義