自動認識技術者資格とは

自動認識技術者の資格認定登録制度

当協会では、2004年より自動認識技術者の資格認定登録制度を実施しております。

目的

自動認識技術を活用したシステムの導入・改善などの技術的ニーズに的確かつ迅速な対処ができるよう、エンジニアリング業務、システム業務、販売・販売支援業務に従事する自動認識技術者を育成・拡大するために、当協会が講習・試験を実施し、合格者の認定・登録を行うものです。

認定資格には、自動認識技術の基本的な知識を習得する「自動認識基本技術者資格」と、専門的な知識を習得する「自動認識専門技術者資格」があります。

資格の等級と想定する対象者

自動認識基本技術者資格

自動認識技術の基本となる「バーコード・二次元シンボル」、「RFID」、「生体認証」、「標準化」の4科目の基本となる知識を習得します。
対象は、自動認識システムに携わる企業の新入社員・中堅社員、学生、一般社会人などです。

自動認識専門技術者資格

「バーコード・二次元シンボル」、「RFID」の各科目の専門的な知識を習得します。
対象は、「自動認識基本技術者資格」を取得されており、さらに専門的な知識の習得を目指す方です。

資格取得者の認証

登録証見本
登録証見本

資格取得者が自動認識技術に関する知識を修得していることを 証明するものとして、当協会が登録証、登録証書を発行します。また、当協会のWebサイトで氏名を公表しております。

※希望により匿名公表も可能です。

資格の種類

  • 自動認識基本技術者資格
  • バーコード専門技術者資格
  • RFID専門技術者資格

資格認定試験の方法と講習会の開催

自動認識基本技術者資格

受講申込者を対象に2日間の講習会を開催し、その後、テキストと講習内容をよく復習し、理解を深めるために一週間の復習期間を設け、終了後に試験を実施します。復習期間中はオンデマンド配信で再視聴が可能です。講習会を受講せずに、試験のみを受けることも可能です。試験は選択式で行います。

バーコード専門技術者資格・RFID専門技術者資格

受験申込者を対象に3日間の講習会を開催し、1週間後に試験を実施します。直前回の講習会を受講された方が再受験される場合は、受験のみも可能です。試験は選択式と記述式で行います。受験・講習資格は自動認識基本技術者資格を認定・登録されている方に限ります。

助成金制度のご紹介

社員のキャリア形成を促進する助成金制度として、厚生労働省の「人材開発支援助成金」があります。この制度を利用すると、本資格試験の講習部分について助成の対象となる場合があります。

詳細は「厚生労働省のページ」でご確認下さい。